研究家を侮ってはならない

「つむじ風」のことが好きという人もいるだろうし、嫌いという人もいるはず。興味のない人だって。あなたが考える「学者」って、どんな感じ?

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風の強い仏滅の午後はお菓子作り

まだ行ったこともないウォッカの国、ロシアに、必ずいつか行けたらいいなという目標がある。
英語のクラスに飽き飽きした時、ロシア語の基礎を息抜きにやってみようと考えたことがある。
けれども、ぱらぱらめくったロシア語の会話中心の参考書をみて速攻で辞めた。
動詞の活用の種類が半端じゃないくらい複雑だったのと、私ができない巻き舌も多い。
観光客としてスピリタスとオリビエを目指して向かいたいと思う。

雲が多い仏滅の夜に昔を懐かしむ
小学生の頃、両親は、娘の私の対人関係に対しあからさまに積極性を求めてきた。
平均的より遠のいてはダメだ、とか。
非常につらい時代だったと考える。
授業が終わると、毎日のように作り話を嬉しそうに両親に話す。
話せば、楽しそうな顔をするのだ。
人と変わったことをすると、嫌われる。
常にこれだけ怖がっていた昔の私と父と母。
かわいそうな過去だと今は感じる。

雨が降る月曜の夕暮れは焼酎を

このごろ、小説を読まなくなった。
30前の時は、毎日読んでいたけれど、今は、仕事が忙しいし、小説を読む時間をつくりにくい。
もし時間があったとしても、ゆったりとした気持ちで好きな小説を読むという心になかなかなりにくいので、読んでいたとしてもおもしろく感じられない。
だけれど、すごくはまってしまう小説に何年ぶりかにに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がかなり好きだから、二人が賞をとった群像文学新人賞が私の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
けれど、次の光っている若手がいないかと気にかかるからまた読んでみたい。
けれど、純文学だからと無理やり難しい言葉を使っているけれど中身が伝わりにくいものも多いから残念だ。

じめじめした水曜の午前にゆっくりと
山梨県は、果物の国と言われるくらい、果物の生産が行われている。
日本には珍しい海のない県で高い山脈に囲まれている。
それにより、漁もできなければ米の栽培もまったく盛んではない。
なので、山梨県をまとめていた柳沢吉保が、果物つくりをすすめたのだ。
他県よりも優れている何かが欲しかったのだろう。
甲府の水はけのよさと、山国ならではの昼夜の温度の差は甘い果物を生産する。

のめり込んでお喋りする父さんと飛行機雲

「今晩はカレーよ。」
少年はお母さんのその発言を耳にして、無意識に笑みが浮かんだ。
少年は学校から帰宅して、居間でダラダラとテレビを見ていたところだった。
今日は西日が暑い。
網戸の窓では風鈴がときおり鳴っていた。
アニメチャンネルでは、昔のなつかしアニメを放映していた。
今日のアニメは「一休さん」だった。
こんな頭のいい男の子がいたら、テストなんてちょちょいのちょいなんだろうな、と少年は少し嫉妬を感じていた。
しかし、コトコト煮える鍋からカレーの香りが居間まで漂ってきた時、少年はアニメのことは思考から消えていた。

蒸し暑い日曜の明け方に熱燗を
湾の近くに私たち家族は、家があり住んでいるので、高波を離れて暮らす家族が懸念している。
ことのほか震災後は、家がどのくらい海から離れているのかとか地理的に高い場所はすぐ近くに存在するのかとか語る。
自分と妻も心配だけれど、要領よく条件のあう物件も見つかるわけではない。
とはいえ、ホントに津波がくるとなった時に逃走するルートを設定していないといけないとそう思う、だけど、堤防近くしか道がないので、あらためて想像したら危ないとわかった。

湿気の多い木曜の午後にお菓子作り

江國香織の物語に表れる女性陣は、なんとなくクレイジーだ。
例えば、ホリーガーデンの果歩。
あと、がらくたの柊子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の持ち合わせている性質を、文章にして表現した形なのだろうか。
最高にクレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
待っていれば迎えに来るかもしれないあのひとを待ち、色々な街に引っ越しをする。
あのひとを忘れないで、必ず会えると思い込んで。
ついにはママは現実を生きていないと愛娘に告げられるが、この女性には全くピンとこない。
というのが、この本の最もクレイジーなところだ。
私はウエハースの椅子には絶対に座れないけれど神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも可憐で少々病んだヒロインが大大大好きだ。

具合悪そうにお喋りする先生とアスファルトの匂い
3年前、体調が悪い上に、偏食と、睡眠の中身が悪かったので、口内炎が激増した。
改善したいと考えて、生活リズムを意識し、肌ケアにいい事をし続けようと情報収集をした。
そしたら推進されたのが、アセロラジュースだ。
今でもごくごく飲む。
レモンよりもビタミンがごっそり摂れると言う話だった。
体調と美肌はやはりビタミンから出来上がるのかもしれない。

どしゃ降りの平日の明け方はゆっくりと

いつもそんなことないのに、不安な状態になってしまい、少しも悲しくなった。
特定の原因がないし、急に切なくなったり、すべてが意味のない事に感じられたりした。
そんな中、外に出る仕事がきた。
しかも年に一回の野外のイベントごとで、立派な案件だった。
情緒不安定を理由にしてはいけないと思い無我夢中でしっかりこなしているうちに、カラリと陽気な気持ちに戻ってきた。
そういえば、あの時、明るい時間帯に日差しを求めたりしなかった。
夜間はさけて活動するのも良い事かもしれないと思った。

雪の降る週末の夕暮れはお酒を
人間失格を読破して、主役の葉ちゃんの想いも共有できるな〜考えた。
彼は生活するうえで必ず持っている感覚を、豊富に抱いている。
そういった部分を、自分自身に秘めないで、お酒だったり異性だったりで解消させる。
終盤で、バーのママが「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
その部分で、葉ちゃんは不器用なんだろうなと、心から切なく思ってしまう。

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